親の「自己愛」が子どものアイデンティティの確立を妨げることがある
「自分で納得のいく生き方をつかみとる(アイデンティティを得る)」のが思春期の課題なのですが、親が自分の自己愛のために、子どもの邪魔をしていることがあります。
たとえば進路の選択のとき、「お前は○○大学の○○学部に行きたいと言っているけど、□□大学の□□学部にした方がいいよ。これはお前のために言っているのだよ」というようなことを親が言うことがありますが、よく考えてみる必要があるでしょうね。親が自己愛のために言っているのではないか、と。
「あなたのために言っているのだよ」という発言を繰り返し、結局子どものアイデンティティ獲得の機会をつぶしてしまっているケースは案外たくさんあります。
アイデンティティの獲得には失敗と挫折が必要です。自分で考えてやってみての失敗と挫折が必要です。親が自己愛から要らぬ口を出してしまっていないか、考えてみないといけないでしょう。
