レオ・カナー・・・偉大な児童精神科医

 レオ・カナーはウクライナの生まれだそうです。その後オーストリアに住み、アメリカに移り、1935年「児童精神医学」という教科書を出版しました。アメリカで初めて「児童精神科医」を名乗った人です。「自閉症」の概念を初めて著した人でもあります。


 同時期にドイツ・オーストリア活躍した精神医学者にハンス・アスペルガーがいますが、戦時であり二人の間に情報の交換はありませんでした。そのため、二人の指摘した「自閉的な人」が同じ概念なのかどうか、お互い分かりませんでした。


 日本で「児童精神医学」の臨床が始まるのは戦後、1945年以降です。スタートがだいぶん遅れていますね。
 カナーの考え方は今でもたくさんの臨床家に影響を与えています。偉大な人ですね。